【速報】NASA・ISRO共同「NISAR衛星」打ち上げ延期へ ─ 地球観測がもたらす革新と課題

衛星ミッションの最前線に迫る

NASA（アメリカ航空宇宙局）とISRO（インド宇宙研究機関）が共同開発した地球観測衛星「NISAR（NASA–ISRO合成開口レーダー）」の打ち上げが、当初予定されていた2025年6月18日から7月5日午後8時30分（JST）へと延期されました。

NISARの狙いと意義

1. 総予算約15億ドル（約2,250億円）、観測目的は地震・津波・氷河・森林・農地などの地殻変動や環境変化
2. 合成開口レーダー（SAR）技術により、昼夜・天候に左右されず地球表面を高精度で観測可能
3. 5年にわたる観測ミッションで、地球環境予測や災害早期警戒システムに大きく貢献する見通し

今後は打ち上げと軌道投入、データ取得のフェーズが予定されており、地球環境・防災分野で期待される成果に注目です。

2025年06月18日 15:31