人気スイーツメーカーの株式会社シャトレーゼ(本店:山梨県甲府市)と従業員2人が、労働基準法違反の疑いで甲府労働基準監督署により甲府地方検察庁に書類送検されたことが22日、明らかになった。
甲府労働基準監督署によると、同社の白州工場に所属する労働者1人に対し、労働基準法で定められた上限を超える違法な時間外労働を行わせた疑いがある。
さらに、豊富工場に所属する別の労働者1人に対しては、1ヶ月に100時間以上にも及ぶ違法な時間外労働を行わせた疑いなどが持たれている。
シャトレーゼは、手頃な価格で高品質なスイーツを提供することで広く知られており、今回の書類送検は、その企業イメージに影響を与える可能性もある。
甲府労働基準監督署は、今後、地検による捜査が進められるとしている。シャトレーゼ側からの公式なコメントは、現時点では発表されていない。
2025年05月22日 21:59